臨床心理士の求人状況について説明しましょう。
近年の心身疾患の増加に伴い、臨床心理士の求人は増加していると考えてよいでしょう。
国家資格ではありませんが、それに準じる専門職と捉えている職場がほとんどですから、資格を持っていることが求人の必要条件となっているのです。
例として福井県の家庭相談員の求人を見てみましょう。
ご存じの通り、福井県では大震災の後でPTSDなどで不眠症になったり、不安な気持ちで毎日を過ごしている人たちがいます。
その人たちの心の支えとなるための相談員です。
臨床心理士の技術が有効活用される職場として、手本となることでしょう。
採用期間は1年間です。
嘱託員としての採用ですから、仕方ないかもしれません。
ただし、しっかりした働きをすれば1年後の延長も十分考えられるでしょう。
嘱託員を雇用すると言うことは、必ず一人は常時採用する方針と言えます。
就業条件は週4日勤務で、月額192,000円です。
もちろん社会保険も適用されますから、条件としてはいいのではないでしょうか。
家庭相談員との位置付けですから児童福祉の立場からの対応が求められます。
臨床心理士は資格取得の条件として現場での研修が義務付けられており、このような場所での相談対応もできると期待されているのです。
カウンセリングと言っても、病院のような場所に相談相手が来るのではなく、各家庭を周ることになるのでしょう。
自動車免許も必須となっています。
就活中の若い臨床心理士ならば、すぐにでも応募したいところですね。
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