うちの子たちの日常をお届けします。

November, 2010
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PROFILE
 ☆☆ とろける・ちーず ☆☆

お誕生日:2004年3月27日 お迎え日:2004年5月22日 旅立ち日:2006年5月3日  プディングパールの女の子*************************我が家の初代ハム様vv     美白で人懐っこくてイケイケでブイブイな子*************************

 ☆☆ ちぇだー・ちーず ☆☆

お誕生日:2006年4月21日 お迎え日:2006年5月15日  ノーマルな男の子**************************我が家の二代目ハム様vv    かなりのカムラー&脅威の腕力の持ち主!!*************************

 ☆☆ くりーむ・ちーず ☆☆

お誕生日:2006年6月1日  ↑ショップからお迎えのため推定 お迎え日:2006年6月30日      プディングの女の子       **************************我が家の二代目の妹分のハム様vv                  物怖じしない、好奇心旺盛な子v

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とろける・ちーずの思い出

とろ姐ウィンク

 

我が家の初代ハムスターのとろける・ちーずの思い出を振り返ってみたいと思います。

かなり長いですので、2代目のちぇだちーの近況報告を楽しみにしてくださっている方は、どうぞスルーしてやってください(笑)

この写真は、一番のお気に入りvv

ウィンクしてます

 

とろ姐こと「とろける・ちーず」は、某F市から、はるばる我が家へ養女としてやってきました。

それは15年間、妹のようにかわいがっていた愛犬を亡くし、激しいペットロスに悩まされていた年でした。

とある方のお宅で赤ちゃんハムが生まれたことを知ったのです。

最初は、赤ちゃんハムの姿を見せてもらうだけの予定でF市へ出向き、実際に飼うかどうかは、その後家族に相談してから決める予定だったのです。

しかし、F市に近づくにつれ、私の気持ちは「絶対に連れて帰る!!」に変化していきました。

F市に着くと同時に、駅から一番近いホームセンターへ行き、お迎えに必要な用品を一通り買い揃え、それから約束の待ち合わせ場所へ向かいました。

そして、とろちーちゃんとの運命の出会い。

もう私の頭の中は、彼女といっしょに暮らすことでいっぱいになっていました。

地元S市に戻ると、家に帰る前に大型ペットショップに寄り、彼女のケージやおもちゃを購入。

帰宅する頃、私はハム用品を両手いっぱいに抱え、それでも、とろちーちゃんの入れられたプラケースを大事に大事に持っていました。

 

とろ姐キャベツばり〜っ

 

後から考えると、とんでもない暴挙です。

なにしろ、家族の了承を得ずに、しかもハムスターに対する事前知識もほとんどない状態で連れて来たのです。

当然家族からはバッシングを受けたものの、私はとろちーちゃんを手放す気持ちはこれっぽっちもありませんでした。

その後、飼育本を何冊も購入し、ネットでハムスター飼育のノウハウを勉強し、どんどんハムスターのとりことなっていきました。

それもこれも、みんなとろちーちゃんのおかげ。

こんな無知で無能な世話係の下でも、彼女は、本当に健康で長生きしてくれました。

人懐っこくて、私以外の家族に対しても、おっとりと接してくれたよね。

なでなでも、仰向け抱っこも、私だけには許してくれて、いつも手をぺろぺろと優しく舐めてくれたよね。

好き嫌いもほとんどなく、あげたご飯はいつもおいしそうに食べてくれたよね。

トイレも覚えてくれたし、お世話をするにあたって困ったことなんて、ほとんどなかったな・・・

ハムスターという生き物に対して、こんなにもあたたかくて前向きなイメージを持つことができたのは、ひとえに彼女のおかげなのです!

 

とろ姐お祝い

 

この写真は、とろ姐の2歳のお誕生日のお祝いです。

お誕生日ケーキの代わりに、バナナをドン!とあげました。

生まれてはじめての生バナナに、ずーっとちくちくおいしそうに食べていたのを今でも鮮明に覚えています。

 

とろちーは、2歳を過ぎたあたりから老いが目立ち始め、結膜炎を患い、原因不明の皮膚炎も患いました。

皮膚炎で強いかゆみが出ていたようで、あちこちかきむしってきれいな白い披毛が抜け落ち、皮膚にキズをいっぱい作って出血までしていました。

そして、腫瘍まで出来てしまったのです。

腫瘍が良性だったのか悪性だったのかは分かりません。

腫瘍の存在を発見した時、「病院に連れて行き、ストレスをかけてでも長生きさせるべきか」「もう、平均寿命といわれている2年を十分生きてくれたのだから、このまま自然のままでおいしいご飯と快適な環境で余生を楽しんでもらうか」のつらい2択をし、私は後者を選んだのです。

栄養剤を毎日あげて、ヒマさえあれば朝から晩まで、とろちーの様子に変化がないか、傍についていました。

そして、運命の日。2006年5月2日の深夜。

日付が3日に変わる直前まで彼女の様子を見ていた私は、「今日も乗り切れそうだな・・・明日も頑張ってね!」と思いながら、おやすみを言って、眠りにつきました。

しかし寝付けません。

ふと不安になり、日付が5月3日に変わったばかりの時間帯に、とろける・ちーずの様子を見るために起きました。

彼女の姿が、ケージのどこを探しても見当たりません。

床材をごそごそとどけていくと、床材の一番下、まるで自分の姿を隠すかのように、とろける・ちーずは静かに冷たく眠っていました。

 

きっと、私が眠ろうと彼女の傍を離れたそのすぐ後に、自分の死を悟ったのでしょう。

私が最後に見た彼女は巣箱の中で毛づくろいをしていたのです。

自分の死を悟られまいと、その体を隠そうとしたのでしょう。

今でも、その時のことを思い出すと、ちょっぴり涙が出てきます。

でも、できる限りのことをしてあげられた。

いっぱい幸せで楽しくてあたたかい思い出を残してくれた。

とろちーにお礼を言いながら、「さよなら」は言わずに、彼女の体を、家の敷地の片隅にそっと埋めました。

 

そうして、新たに出会ったのが、現在私を幸せにしてくれている、ちぇだー・ちーずです。

とろける・ちーずが教えてくれたハムスターといっしょに暮らすための約束事、ちぇだーとの毎日に生かしています。

とろちーとちぇだちーの個性の違いが、また私をハムスターのとりこにしちゃってます♪

マニュアル通りには絶対にいかない。

それがハムさんとの暮らしのどきどきの楽しみ。

ハムスターと暮らしていく中で「イヤなこと」「疲れたこと」「つらかったこと」なんて、楽しい思い出の中に、どんどん埋もれていって忘れてしまうものなんだと気付きました。

 

さよならは言わなくてよかったんだよね、とろ姐さん。

だって、ちぇだーのすぐ隣にいてくれてるんだもんね。

毎日、彼女のお墓にお線香とご飯をあげるのが日課になっています。

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この記事への返信
途中から、涙でかすんで、読み終わるのに苦労しました。ますさんのやさしさと思いやりがいっぱいいっぱい詰まった文章に感動です。私も今、日々の生活で、辛い現実と向き合っていますが、ハムたちに癒され、何とか頑張っています。飼い主、のはずが、いつのまにか、助けてもらっている、そんな感じです。だんごとマシュマロはまだ、一歳にもなっていませんが、別れは必ずやってきます。そのことを考えると、胸が苦しくなりますが、それまでの間、たくさんの愛情を注ぎたいです。この一ヶ月間、ますさんから、たくさんの優しさをお裾分けしてもらいました。感謝です。とろねえさんと違い、やんちゃで手のかかるちぇだちーくんですが、これからもよろしくお願いします。
Posted by ようこ | 18:09:22, Jun 08, 2006
>ようこさん
とろちーの思い出を語ると、ついつい長くなってしまいます。
稚拙な文章ですが、彼女へのせいいっぱいの感謝の気持ちを詰め込んで書いてみました。
ハムちゃんは、ほんとに人間を癒してくれますよね。
無垢な瞳と、見返りを要求しない愛情とに、できることなら、両手で思い切り抱き締めてあげたくなっちゃうくらいです。
体は小さいけれど、とても大きな命ですよね。
人間より先に亡くなる動物たちの命は、一瞬一瞬が宝物です。
今でも、とろちーを最期の時まで病院へ連れて行って然るべき治療をさせるべきだったのか悩んでいるのが現実ですが、最期をお家で、そして彼女の意志で迎えさせてあげることができたことが答えなのかもしれません。
だんごちゃんもマシュマロちゃんも、きっとようこさんの愛情を一身に受けて、毎日が幸せと嬉しさと楽しさに満ち溢れていると思いますよ。
人間に比べればあまりにも短い天寿かもしれないけれど、人間が注ぐ愛情を裏切らず、懸命に受け止めてくれるのがハムスターだと思います♪
とろ姐さんとは違った個性が魅力のちぇだちーくんとの生活は、毎日が新鮮で楽しいです☆
様々な偶然が重なって出会った命、運命としか思えません。
この運命の出会い、そして楽しい日々を宝物にしていきたいです。
Posted by ます | 21:39:17, Jun 08, 2006
ますサンのとろちーチャンに対する愛情がよく伝わってきます☆
私も先代のハムが腫瘍で獣医さんにももう長くはないと言われてた時
もっと早く気づけば助かったのかもと後悔しました。
その経験からもう1匹のハムはちょっと様子がおかしいとすぐ病院に連れて行きました。
天国へ旅立つ日の朝 もうグッタリしていたのにまだもしかして助かるかもと思って病院に連れて行き 弱ってるのに点滴までして負担をかけたせいか家に着いてすぐ息を引き取りました。
あんなにグッタリしてるならそのまま家でそっと見守れば良かったと悔やみました( p_q)シクシク
どちらの選択がいいかは分からないけど…
最後まで愛情を注ぐコトが1番大事だなと思いました(゚ー゚)
Posted by ごまっち | 23:43:49, Jun 08, 2006
>ごまっちさん
老いたハムちゃんに対する処置は、これが正解というものがないだけに、飼い主としてはつらいところですよね・・・
でも、ごまっちさんの先代ハムちゃんへのあたたかな愛情は、絶対にハムちゃんに伝わっていたと思いますよ!
私も、ちーずが亡くなった時、「病院に連れていっていれば・・・」と後悔してみたりもしました。
命と共に暮らすということは、常に生死と向き合うってことなんですよね。
「悲しい思いをするから、もうハムスターは飼わない!」なんて、これっぽっちも思わなかったところが、先代ハム様の偉大さというところでしょうか。
ほんとに、最期まで責任をとってその子の命を見守り、愛情を注ぐことが、何よりの私たちができる、ハムへの治療ですよね。
Posted by ます | 00:14:09, Jun 10, 2006


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